最高の学び場!(吹き矢の授業)
夏休み開け最初の「こどもの居場所ピッピ」の日。
またまた先生(小学校休職中)がものすごくおもしろい授業をしてくれました!
先生が登場するなり、それまで「つまんない〜😭帰りたいー!先生いつ来るのー?」とグズっていた息子たちも、ヒャッホーウ!!!!と大はしゃぎ。
まるで魔法使いのようです。
小学校四年生くらいの科学の内容とのことでしたが、小さい子たちも、みんな本当に楽しんでいました!
こんな楽しい先生がいたら、毎日学校行くのか楽しみだろうなぁー!
「吹き矢」の科学実験です。
ストローに綿棒を入れて、口で咥え、フッと吹いて飛ばします。それが結構飛ぶのでびっくり!
どの位置に綿棒を入れると、よく飛ぶか?
「口の近く?それとも、口より遠く離れた位置?」
「ストローは長い方がよく飛ぶ?それとも短い方?」
自分でよく飛ぶ吹き矢を作ってみよう!という提案に、
「早くやってみたい!」とこどもたちの目はもうキラキラ✨
新聞紙を的にして、突き破ることができるか!
長男はストローを何本も繋げて、こんなに長ーい吹き矢をつくりました。
他のみんなも、ストローを何本も束ねて連射できるようにしてみたり、長さを調整したり、頭を使って、自分なりの吹き矢を工夫していました。
素晴らしいーー!!!
最後は、「顔以下なら人に当ててもOK!」というルールで、マイ吹き矢でスナイパーごっこ。
汗だくで走り回り、大興奮で楽しんでいました。
お昼ごはん。親と同じテーブルではなく、「先生と」!!
子どもたち一人一人をじっくりと見てくださって、それぞれが持ついいところ、ステキなところに目を向けて、常にほめ言葉のシャワーを浴びせてくれる先生。
子どもたちの自己肯定感が、ググーッと高まっていくのが、目に見えるようです。
本当にしあわせに満ちた、とてもいい顔してるんだなぁ。
「でもこれは、この人数だからできることです。学校で30人とか40人とか相手にしてたらとても無理です。」とのこと。
頭をよぎるのは、息子たちの小学校でのあの、なんとも言えない息苦しい空気。みんなと同じ枠からはみ出したらダメ、先生は忙しそうでテンパってて、なんか声をかけられない雰囲気。
そうなるとやっぱり、こういう、のびのびと息ができて、ワクワクするような学びの場を、こどもたちに、もっともっと作ってあげたいと思うのです。
これからの子どもたちに必要な教育ってなんだろう。
「宿題なし、テストなし、授業時間を大幅にカット」で、こどもたちの幸福度が上がり、学力が世界一になったフィンランドの学校や、
「不登校?なぜ?学校とは、こどもたちが、幸せになる場所であるはず」と言い切るオランダの学校の先生の顔が、浮かびます。
不登校が50万人もいる、いまの日本の学校のあり方。
休職中の教員が5000人もいて、年間100人ずつ増えているという、いまの学校のあり方。(退職者はもっとでしょうね)
見直さないといけないね、やっぱり。
校則で縛り付けることでもないし、一斉に前を向いてみんなと同じペースで黒板を書き写すことではなさそうですね。
時代はもうとっくに変わっている。
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